歯科衛生士って何?
こんにちは
“現役歯科衛生士”のハイジです
いきなりですが、みなさまは歯科衛生士をご存知でしょうか?
「歯科医師の補助を行う人?」「お口の中をお掃除する人?」「歯磨きの指導をする人?」
「そもそも看護師や歯科助手とどう違うの?」
そんな感想を持たれる方もいらっしゃると思います
近年、お口の中の状態がからだの健康に大きく関係することが明らかとなった影響により歯科業界への注目がますます高まっています
しかしながら、まだまだ歯科衛生士としての認知は高いとは言えずご存知ない方も少なくはありません
歯科衛生士法(昭和28年9月1日施行)
歯科衛生士法(第1条)では
「歯科衛生士は歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的」
として定められています
また
歯科衛生士法(第2条)では歯科衛生士とは、厚生労働大臣の免許を受けて
①歯科医師の指導の下に、歯牙及び口腔の疾患の予防処置として次に掲げる行為を行うことを業とする者
①-1 歯牙露出面及び正常な歯茎の遊離縁下の付着物及び沈着物を機械的操作によつて除去すること
①-2 歯牙及び口腔に対して薬物を塗布すること
②歯科診療の補助をなすこと
③歯科保健指導をなすこと
以上の3つの業務が法律に定められており、それぞれに専門性の高い知識・技術を必要とします
分かりやすくまとめさせていただくと
歯科衛生士の3大業務として
歯科医師の補助(歯科診療補助)、歯磨きの仕方や食事のとり方のお話(歯科保健指導)をするだけでなく、むし歯や歯周疾患などの歯科疾患の予防処置を行う(歯科予防処置)が法律によって定められています
特に予防処置は歯科衛生士の業務独占の行為とされています
乳児から高齢者まで予防歯科医療として一生関わることができるのは歯科衛生士に許された特権なのです

出典元:ピクシカ
歯科衛生士のやりがい
歯科衛生士は「国家資格」です
歯科衛生士の活躍の場は、歯科診療所(歯医者)が中心ですが
乳児〜高齢者まで生涯を通じてお口の健康やからだの健康を支援するため
・保育所/幼稚園
・学校
・保健所/保健センター
・企業
・介護老人福祉施設
・居宅(訪問)
など多岐に渡ります
お口の健康サポートを通して、食事をする喜び、会話する楽しさ、生きる力を歯科衛生士として支えていくことができる素晴らしさがなによりのやりがい、魅力だと感じています

歯科衛生士は
「お口とからだの健康を守り、患者さんの笑顔を守るお仕事」
です
微力ながら、歯科衛生士の魅力を広めることができるようこのサイトを通してこれからも発信していきます