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ジョーズの歯は何本ある?歯科衛生士がサメの歯を本気で調べてみた

こんにちは。現役歯科衛生士とみる映画歯(えいがし)「歯ネマ」です🦷🎬

映画史に残る名作『ジョーズ』。

1975年に公開されたこの作品は、「海に入るのが怖くなった映画」として有名です。

巨大なサメが人々を襲うシンプルなストーリーですが、その恐怖は今も色あせません。

そして歯科衛生士としてこの映画を観ると、どうしても気になってしまうことがあります。

それは、

「ジョーズの歯って何本あるの?」

ということ。

鋭い歯がズラッと並ぶあの口。

一体何本の歯が生えているのでしょうか?

今回は映画『ジョーズ』をきっかけに、サメの歯について歯科衛生士の視点から見ていきたいと思います🦈🦷


ジョーズのモデルはホホジロザメ

まず映画のジョーズについて整理してみましょう。

映画に登場する巨大ザメは、

ホホジロザメ(Great White Shark)

がモデルになっています。

ホホジロザメは世界最大級の肉食魚類で、

体長6メートルを超える個体も確認されています。 Great White Shark

映画のジョーズはさらに巨大に描かれていますが、基本的な歯の構造はホホジロザメを参考にしています。


ジョーズの歯は何本ある?

結論から言うと、

ホホジロザメの歯は

約250〜300本

あります。

「え!?人間の10倍近く!?」

と思いますよね。

実はサメの歯は人間とは全く仕組みが違います。

人間の永久歯は通常28〜32本。

一方サメは、

何列にも並んだ歯を持っています。

前列の歯が抜けると、

後ろの歯が前へスライドしてきます。

まるでベルトコンベアのような仕組みです。

ホホジロザメでは5〜7列以上の歯が並んでいることが知られています。 (Florida Museum of Natural HistoryAttachment.tiff)


サメは一生歯が生え変わる

ここが歯科衛生士的に一番うらやましいところ🤣

人間は永久歯が抜けると、

基本的に生え変わりません。

しかしサメは違います。

なんと、

一生歯が生え変わります。

種類によって差はありますが、

数週間から数か月ごとに新しい歯へ交換されます。

生涯で失う歯の数は

2万〜3万本以上

とも言われています。 (Smithsonian OceanAttachment.tiff)

歯科医院で患者さんから

「歯が生え変わればいいのに…」

と言われることがありますが、

サメなら本当にそうなります🤣


ジョーズの歯はなぜあんなに怖い?

ジョーズの口を見ると、

ナイフのような歯が並んでいます。

これはホホジロザメ特有の特徴です。

歯の縁がギザギザしており、

英語では

serrated teeth(鋸歯状の歯)

と呼ばれます。

ステーキナイフのような形ですね。

このギザギザによって、

アザラシや大型魚類の肉を切り裂くことができます。 (National GeographicAttachment.tiff)

つまり、

噛み砕くというより

切るための歯

なのです。


実は歯を見るだけでサメの種類が分かる

面白いことに、

サメは種類によって歯が全然違います。

例えば、

ホホジロザメ

▶ 三角形

▶ ギザギザ

▶ 肉食向き


ジンベエザメ

▶ 小さい歯

▶ ほぼ使わない

▶ プランクトン食


イタチザメ

▶ 缶切りのような歯

▶ 何でも食べる


つまり歯を見れば、

どんなものを食べる生き物か分かるんです。

これは人間にも少し似ています。

犬歯が発達している動物は肉食傾向。

奥歯が発達している動物は草食傾向。

歯は生き方を映す鏡なんですね。


ジョーズは虫歯になるの?

歯科衛生士として気になる話🤣

結論から言うと、

サメにも虫歯に似た病変はあります。

ただし人間のような虫歯は少ないとされています。

理由は単純。

歯がどんどん生え変わるから。

もし歯に問題が起きても、

新しい歯が前へ出てきます。

これは本当に羨ましい…。


映画『ジョーズ』の歯は本物だった?

映画で使われたジョーズは機械仕掛けの模型です。

通称

Bruce(ブルース)

と呼ばれていました。

ジョーズの舞台裏、ブルースというサメと一緒に : r/Moviesinthemaking

これは監督の Steven Spielberg の弁護士の名前から取られたそうです。

映画用に作られた巨大なサメ模型にも、

ホホジロザメを参考にした歯列が再現されていました。 (The Academy MuseumAttachment.tiff)


歯科衛生士として思うこと

ジョーズを観ると、

「怖い!」

と思う人がほとんどです。

でも歯科衛生士として見ると、

まず歯に目が行きます🤣

そして、

歯はその生き物の生存戦略そのものだと感じます。

人間には人間の歯。

サメにはサメの歯。

それぞれに意味があります。


映画歯ポイント🦷

次に『ジョーズ』を観るときは、

サメが登場したら歯を数えてみてください。

もちろん300本全部は見えません🤣

でも、

何列にも並ぶ歯を見つけると、

「あ、本当にサメの歯だ」

と気づくはずです。


まとめ

映画『ジョーズ』のモデルであるホホジロザメは、

約250〜300本の歯を持っています。

しかも歯は一生生え変わり、

生涯で2万本以上失うこともあります。

私たち人間からすると夢のような話ですが、

それだけ過酷な環境で生きている証拠でもあります。

映画『ジョーズ』は恐怖映画として有名ですが、

歯に注目するとまた違った面白さが見えてきます。

ぜひ次回観るときは、

サメの歯にも注目してみてください🦈🦷🎬


参考・引用元

  • Florida Museum of Natural History – Shark Biology⁠Attachment.tiff
  • Smithsonian Ocean – Shark Teeth Facts⁠Attachment.tiff
  • National Geographic – Great White Shark Facts⁠Attachment.tiff
  • Academy Museum – Jaws Production History⁠Attachment.tiff